日本の地方銀行

月 旧暦 3月26日 仏滅 甲申 六白金星 Filip Filippa V18 24544 日目

寒がりの僕は、朝などは長袖の下着を離せないのであるが、流石に今日のお昼にはそれを脱いで、颯爽と半袖で過ごした。光はまぶしく、外を歩く時は帽子とサングラスを身につけた。この頃の天気予報は降水確率ばかりでなく、予想最高気温、最低気温も言ってくれる。それによると今日は30度まで上がると深夜放送のラジオで聞いたが、本当にその通りになった。すごい予想技術である。町の銀行にちょっとだけ寄ってみたが、連休に挟まれた営業日であったためか、窓口は混雑してゐた。不思議であったのはATMは空いてゐたことだ。大抵の業務は機械で済ませられる筈の現代であるのに、銀行の窓口がこんなに混むのは何故だろう?スウェーデンの銀行では絶対に見られない光景である。「スウェーデンの銀行では現金を扱ってないところが多いよ」と僕が言ったとしても、ここでは誰にも信じてもらへないだろうなと思った。八百屋に野菜がある様に、魚屋にさかながある様に、銀行にはお金がなければならないと僕は思ふのだが、何故か、スウェーデンの銀行では現金を下ろすのはATMだけで可能であり、ATMでも現金預入は不可である。窓口でも現金を預けることはできない、といふより一般窓口そのものが銀行に無い。恐るべき合理化である。それに比べれば、「新札で出してもらへますか」などといふ無体な要求も笑顔で受け入れてくれる日本の地方銀行は何と便利なことだろう。ただし、銀行員の方はご苦労様です。