北陸新幹線「かがやき」に乗って

土 旧暦 2月9日 仏滅 癸卯 一白水星 Malkolm Morgan V13 24154日目

JALヘルシンキー東京路線を開設してからといふものは、僕はあまりFINNAIRを利用しなくなった。JALを利用することの利点はいくつかあるが、そのうちのひとつは、上手に予約すれば、東京から地方都市へ乗り継ぐ場合の国内移動料金が殆どかからない点である。ただし、東京で数日滞在して用事を済ませてから地方へ乗り継ぐプランをインターネットだけで予約しようとすると、これは多分不可能である。その場合は電話などで予約をせねばならなくなるのが億劫である。ヨーロッパから東京への切符を買った人に限り、東京に到着した日から1週間だけ有効である地方都市へのフライト割引クーポンを発行して、国内移動の予約を国際線予約と切り離してインターネットだけで自由に安くできる様にしてくれたらありがたいのにと思ふ。こんな事情があったことと、今回は北陸新幹線が開業したこともあって、飛行機による国内線乗継予約をしなかった。そして、今日、その北陸新幹線を利用して金沢まで移動した。お天気に恵まれたこともあり、車窓から眺める白銀に輝く立山連峰の山なみは圧巻であった。僕は天気の良い日に上空から中央アルプス北アルプスの山々を眺めおろすのが飛行機に乗る時の楽しみであるのだが、東海道新幹線の窓から眺める晴れた日の富士、北陸新幹線の窓から眺める晴れた日の立山連邦もまた素晴らしいと思ふ。今日はお天気に恵まれ、北陸新幹線「かがやき」の車窓からその素晴らしい風景を楽しむ恩恵に預かった。