無料タクシー

2018-12-06 (木)(平成 30 年戊戌)<旧暦 10 月 29 日>(友引 壬申 九紫火星) Nikolaus Niklas 第49週 第 25502 日

 

今日の日本経済新聞に無料タクシーのことが出てゐた。東京都区内で試験的に 50 台ほど、年末まで営業するらしい。当然運賃はかかるのであるが、それは広告主が負担するから乗客は支払不要だといふ。もし、お金を払はなくても乗せてくれるタクシーがあるなら、「広告を眺めるくらいで良いならいくらでも眺めまっせ」と僕などは思ってしまふ。ウェブやユーチューブ上にチョコチョコ現れる広告はうるさいものだが、もしタクシー運賃無料といふ目玉がつくなら話は別だ。このアイデアはなかなか良いと思ふ。任意の2点間を結ぶのは無理だとしても、例へば地方都市で、自宅から病院や介護施設へ行ったり来たりするタクシーは、アプリで配車を申し込む無料タクシーにして、製薬会社などがその運賃を負担する様なモデルはできないものか。ショッピングモールへの往復も商店街などがタクシー運賃を負担すれば売り上げは飛躍的に伸びるのではないだらうか。人は動けばお金を使ふのである。ライドシェアの先取りでタクシー会社も儲かるのではないか。

 

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狭霧消ゆる湊江の 舟に白し 朝の霜