消えた飛行機

火 旧暦 2月18日 先勝 戊子 四緑木星 彼岸入 Edvard Edmund V12 23778日目

消息を絶ったマレーシア航空の飛行機はその後一体どうなったのだらう。謎に包まれたままもう10日にもなる。仮にハイジャックであったとしても、ではその目的は何であったのだらうか。国籍不明の飛行機が領空侵犯すれば直ちにスクランブル発進になるといふ感覚があるものだから、大きな飛行機が行方不明になること自体僕には不思議に思はれるが、広い地球には色々な国があり、レーダーで捉へられない区域が多いといふことなのだらうか。それとも、分かってゐるのに情報が故意に隠されてゐるのだらうか。誠に不思議な話であるが、この様に飛行機が謎のまま消息を絶つ例はこれまでに九例見られたとスウェーデンの新聞 Dagens Nyheter に出てゐた。そんなにもたくさんの前例があるのかと驚いた。最も近い例では、2009年5月31日エアーフランス447便(エアーバスA330)228人乗り、大西洋のブラジル沖で消息不明になったことが挙げられてゐた。発見されるまで2年かかったさうである。今回のマレーシア航空機もミステリーのまま大きなニュースの陰に隠れてずっと迷宮入りになるのであらうか。不思議だ。