首相の靖国参拝の是非

金 旧暦 2月7日 友引 丁丑 二黒土星 Camilla V10 23767日目

昨年末に安倍首相が靖国参拝をしたことで、中国・韓国との外交関係は一段と厳しくなった感がある。このことにアメリカのオバマ大統領も失望を表明した。それに対して日本からは内政干渉ではないかと反発する動きもあったが、改めてケネディ駐日大使は「地域情勢を難しくする様な行動は建設的でない」と反論した。最もだと思ふ。宰相の参拝が無かった時、靖国神社に祀られてゐる幾万の兵士たちは、首相が拝みに来てくれないと言って機嫌を損ねるだらうか。彼らが自らの命に代へて切に求めたものは祖国日本の真の平和と繁栄ではなかったか。靖国神社に眠る英霊たちの心を悲しませてはならない。そのためにも世界の現状を正しく認識して、少なくとも今は参拝を控えるべきではないかと僕は思ふ。地域的な紛争を避けて、平和の国日本は、環境問題を初めとし、我々の地球の文明の存続のために、周辺諸国と手を取り合って問題解決に進むべきではないかと思ふ。日本には古くから面従腹背と言ふ手法もあった。要路の政治家は、つまらない面子や単純なゴリ押しを避けて、柔軟でしたたかな外交を展開して欲しいと思ふ。