旅の一日目

金 旧暦 7月3日 先負 丁未 二黒土星 Roland V32 23558日目

雨男だけあって旅に出る今日は朝から曇ってやや風があった。だがなんとか持ちこたえたようである。いつもより早く起きて朝の日課を済ませてからプールに行って少し泳いだ。それから家に戻り、旅支度をした。この頃の身の回りの所持品には充電を必要とする器具が多い。それも割と出発ぎりぎりまで使うので、その日になってからしか準備できないものが結構ある。急いで準備すると忘れやすい反面、あまり前々から準備できないことが現代の旅のむつかしい点ではないかと思う。それで、出発間際まで使うものをなるべく一カ所に集めてそこで作業をするようにする。急ぐと電源ケーブルを忘れたり、ヨーロッパと日本のプラグ変換器を忘れたりしがちである。が、なんとか無事に旅行に出ることが出来た。今はバルト海に浮かぶ船の上でこれを書いている。東へ進むほどに日が射して、キャビンの窓から外を見れば、低い西日が海面をキラキラと照らしている。