第2次安倍内閣の発足

水 旧暦 11月14日 赤口 辛酉 三碧木星 Stefan Staffan Annandag jul V52 23332日目

年末も押し迫って新内閣が発足した。首相は安倍晋三。自民、公明両党の連立政権である。テレビをつけてみると日本ではもう随分夜も更けた時刻であるはずなのに新閣僚の記者会見の様子が放映されている。10日ほど前の総選挙の結果を受けてから日を追って株価は続伸し、今日は10200円を超えた。円の下落も同時に進行し、85円後半を推移している。新内閣は日本経済再生を最優先課題としているが、首相がそういうことを宣言するだけでジワリと相場が動く現象を目の当たりにすると、そんなものかと思ってしまう。日本経済の再生は日本のためだけではない。日本経済がおかしくなれば必然的に世界経済に悪い影響を及ぼしてしまう。変な言い方かもしれないが、日本が豊かであり続けることが世界への貢献になるのである。そこに自分たちさえ良ければよいのではない責任を日本は感じ取って欲しい。かつてのようながむしゃらな頑張りで一人勝ちはできない時代で、それどころかかつての超優良企業さえもがいまや苦しむ時代である。経済が動きつつある予感の中で、しかしそれはどのような動きを見せるのか、僕には全く予想がつかない。