大飯原子力発電所はいつから

月 旧暦3月26日 仏滅 丁未 五黄土星 Patrik Patricia V16 23078日目

大飯原子力発電所の運転再開をめぐり、深刻な事故の対策が実施されていないから許さないとか、変な意見が出ている。簡単に運転再開を許しては沽券にかかわるような気がして、その体面を装うだけのために反対しているような雰囲気があって見苦しい。要するに福島の原因はどこにあったかといえば、必要な電源が必要な時に無かったというその一点だけにある。それは思いもよらない盲点であったには違いないし、そのことに対してはどんなに反省してもし過ぎることはないと僕は思う。けれども、その問題にさえ対策が施されれば、一応は運転再開を許すべきではないかと思う。許すところを許せば人間はより真剣に努力しようという気がおこるものだ。安全とは現場の人たちの毎日毎日の地道な努力の積み重ね以外に得られるものではない。ニュースに見るやり取りの中に、何かしら、書類審査さえ無事に通過すればそれで安全が保障されるような雰囲気を持っているところが一番危ないところである。原子力発電の否定はそのまま現代文明の否定であると僕は思っている。