上げ底

火 旧暦1月16日 仏滅 戊戌 八白土星 Rikard Dick V06 23009日目

上げ底と言って、昔はお菓子などの包装箱の底が上がっているものがあったが、このごろはそのような箱を見かけない。小さい頃は二重になった底の上面に穴をあけてビー玉を転がしてその穴から下の面に落とすパチンコのような遊びをやった覚えがある。お土産に何かを持って行く時、少しでも大きいものを持って来たように見せるためか、それとも、消費者に対して量が多そうに見せるためか、よく分からないが、昔は上げ底の箱というものがあった。最近は駅のお土産物売り場を見ても、狭い店舗にできるだけたくさんの商品を並べないといけないので、上げ底は良くないのだろう。消費者の方でも、なるだけ運ぶ持ち物を減らしたいから上げ底など良くないのだろう。それで、いつからか上げ底の包装箱が消えた。時の移り変わりは面白い。