官僚による株取引

金 旧暦12月20日 先勝 癸酉 一白水星 Tjugondedag jul Knut V02 22984日目

経済産業省の官僚による株取引でインサイダーの疑いがあって元審議官が逮捕された。やや厳しすぎるのではないかというのが僕の印象である。如何に確実に儲かると言う見通しがあっても、取引である以上、幾分かのリスクはあるはずである。もしも見通しが外れて損をした場合には、分かっていて儲けようとして損をした罪、というものがあるのだろうか。結果を知るものはいつも態度が傲慢である。その傲慢で逮捕に踏み切って良いものかどうか。絶対に起きないだろうと信じられていた事故が起きる時代である。明日のことは何一つ確かなものは無い。だから僕はあらゆるインサイダー取引を合法的なものにして、噂が噂を呼び合う仕組みにして、その中で本当に信じられるものを本人の判断で択ばせる、というのが良いのではないかと思う。この事件で思うもうひとつの事は、官僚にはもっと高給をどんどん与えるべきだということである。信じられないほどの難関を突破して官僚となった秀才達には日本の将来を本当に真剣に考えてもらいたいと思う。株取引を考えるようなきっかけがうまれないくらいの高給を与えていいのだと思う。官僚の腐敗が叫ばれて久しいが、今ほど真のエリートが求められている時代も無いのではないかと思う。