朝の思い

土 旧暦12月21日 友引 甲戌 二黒土星 Felix Felicia V02 22985日目

今年のスウェーデンの冬は暖かいようである。朝の気温がプラスの日もあるほどで、雪も無いので毎日の通勤には自転車を使っている。自転車通勤の良いところは、ここで写真を撮っておこうかなと思ったら、すぐに自転車を脇へ止めるだけで良いことである。自動車やバスに乗っている時はなかなかこうはいかない。朝、職場に急ぐ時に、夜明け前の空の輝きに思わず足を止めることもある。そんな時、これからの時代はどうなるのだろうかと思う。松下幸之助とか、井深大とか、本田宗一郎とか、一昔前の日本には優れた経営者がたくさん居た。ああいう人達は無論偉大であるし、尊敬もするが、一方で時代にマッチしていたということもあるんじゃないかとも思う。あの人たちがもし今の時代に生きていたらどんな知恵を授けてくれるだろうか。だが、やはりそれはその時代を生きる人間が考えなければならないことである。具体的目標が見えないまま、「頑張ろう日本」を連発しても虚ろな心配が後を追いかけてくるような気がする。