新聞を読む時間

土 旧暦 1月24日 赤口 壬子 四緑木星 Torgny, Torkel V8 22661日目

一日のうちに新聞を読む時間を設けたいのであるが、そういう時間がない。時間が無いというのは意志が無いということかもしれないが、もともと遅読の性質である。僕が受験生に今も同情を禁じえないのは、かなり速いスピードで問題を読まなければならないことだ。あれはもう、それだけで相当のストレスであると思う。世の人たちは皆読むのが速いのだろうか。年をとると歩くのが遅くなるように、読む速さも遅くなるのだろうか。新聞に目を通すのが許される時間は、電子計算機の電源を入れてからデスクトップが整うまでの時間とか、お昼休みのわずかな時間くらいなものである。それもかなわぬ日は朝出かける前にカバンから昨日の未読の新聞を取り出し、今日の新聞を買う直前にざっと目を通すだけの時もある。朝になって一日遅れの新聞を読むのはどうも気分が良くない。朝起きたら今日の新聞をコーヒーでも飲みながら読めるような暮らしにはなかなかなれそうにない。電子新聞の購読に踏み切る勇気も無い。