Daniel 君と雑談

日 旧暦 2月1日 友引 甲申 九紫火星 Torgny Torkel Fastlagssöndagen V8 24855 日目

久しぶりに Daniel 君が家に遊びに来た。Daniel 君は隣町に住んでゐるのだが、結構な距離があって、なかなか会ふのは難しい。何かのついでに寄ってくれるのなら気が楽なのだが、往復のガソリン代だけでも高くつくのに、その上時間をかけてわざわざ会ひに来てくれるので申し訳ない気持ちだ。「いつでもお出でよ」といふ訳にも行かず、同居人が家に居ない時に来て貰ふのだが、Daniel 君の方は仕事を持ってゐるから、来ることのできる日時は限られる。僕も毎日同居人とだけ居るのは良くないので、来てくれるのはありがたいのだが、さて、僕の方からは何を話すかなと思ふと悩んでしまふ。けふは日本の歴史の上で、6世紀の中頃、蘇我氏物部氏とが争った末に仏教が伝来したあたりの話をした。僕自身の知識も非常にいい加減なので申し訳ないが、かなり自分にとっての勉強の様な刺激になった気がする。新しい技術や外来の文明を積極的に取り入れようとする勢力と、古き良きものを守ろうとする勢力との争ひは、何か、現代的な争ひの様にも思はれて来るのだった。