雪の事故

火 旧暦 12月15日 友引 癸酉 一白水星 Hilda, Hildur V3 22622日目

日本では雪の事故が相次いでいる。雪の事故といっても冬登山やスキーの事故を言っているのではない。ほんの日常生活の中で屋根の雪を下ろしている時に滑り落ちてしまったとか、屋根から落ちて来た雪の下敷きになってしまったとかいう事故である。さほどの豪雪とまでは思われないところが落とし穴である。まさか一瞬先に死が待っていると思って作業をする人はいない。本人はきっと十分に気をつけていたつもりなのであろう。それでも事故がおきている。夏に熱中症でやられ、冬に雪の事故でやられるのはたいていお年寄りである。ひとりで作業するなと言われても、年寄りになれば一人になるのは無理からぬことだ。高齢化社会にはこれまでに見られなかった色々な問題が待っている。