飛行機は欠航

土 旧暦 3月4日 赤口 丁酉 四緑木星 Elias Elis V15 22348日目

今日はもうヨーロッパへの飛行機が飛ぶことはまずあるまい。そうは思うものの、自分の予想で判断して空港へ行かず、もし実際に飛行機が出発することになれば、自分の意思で乗らなかったことになるから、その切符は二度と使えなくなる。朝4時に起きてインターネットで調べると、5時から表示します、と書かれている。5時にまた調べると、定時に出発予定することになっている。それで、荷物を全部カバンに詰めて、いつでもホテルをチェックアウトできる用意をした。ちょうど、その用意が出来た時にまた調べると、欠航になりますという通知に変わっていた。どうせ分かっていたことなら、もっと早く表示して欲しかったな、と思った。でもこれで空港へ行かずにすむ。ホテルのフロントでもう1日泊まることに変更して、またふとんにもぐりこんだ。しばらくして航空会社のコールセンターに電話してみると、週末なのにやっている。何度かけてもお話中。でも根気良くダイヤルしてとうとう数日先の飛行機の座席を予約出来た。ホテルもその日まで延長予約した。

しかし、相手は自然である。そんなに早く回復してくれないかもしれない。自然は人間の営みや都合に合わせて手加減をしてくれないのだ。この状態が1年も続くことだって無いとはいえない。富士山だって爆発しないとは限らない。スウェーデンへの食品や物資の輸入も著しい影響を受けているはずで、物価も不安定になるのではないだろうか。火山灰が上空を覆って、数年にわたって地球の気温が下がることもありうる。今日の東京は4月に降る雪としては最も遅い記録を出すような寒さであった。