ある日本人の死

木 旧暦 11月23日 先負 丁巳 七赤金星 下弦 August Augusta V1 22248日目

スウェーデンの新聞記事(ネット記事)にある日本人の死がかなり大きく報じられていた。おやと思って見ると、広島と長崎との両方で被爆した人の死であった。移動する先々で原爆の被害にあう。それもいずれも爆心地から3kmのところで被害にあって、しかも生きながらえたというのは、いかなる確率のもとに起こる事象であろうかと思う。しかもこの人は93歳までも生きた。二度までも原爆にあって、いつまでも消えることの無い深い傷を背負って長い年月を生きてこられたのであろう。自らの体験を元に世界に平和を訴え続けてこられたこの方は山口彊さんとおっしゃる。ご冥福をお祈りする。