共同広間のペンキ塗り

土 旧暦 7月10日 仏滅 丙午 三碧木星 Hans Hampus V35 22117日目

Lokalen という名前の部屋が、アパートとは別の棟にあって、寄り合いがある時などに利用される。その部屋を自分の都合で1日使いたいと思えば、少しお金を払えば使わせてもらうこともできる。云わば共用の広間である。その部屋の改修工事があって、共同作業者募集と言うので、天井のペンキ塗りを手伝った。こういう時、日本では業者に見積もりをしてもらって、委託するのが常であるが、こちらでは、自分達でペンキを買ってきて、塗るのである。何日か前に、何色に塗ろうか等の打ち合わせもあった。作業に参加するかどうかは全くの自由意志であるが、あの日本人は作業にはなかなか出て来ないと言われたくない義理のような見栄のような気分に懐柔されて、慣れない手で刷毛を動かした。上を向いて塗るのと、高い台に乗るのでバランスを失わないように気をつけねばならないのとで結構大変である。ぽたりとペンキを下に落とさないように気をつけるのであるが、やはり、ぽたぽたと落ちてしまう。ご近所の底力というのか、何人もでかかるので意外と早く出来ていくようである。やはり参加することに意義がある。僕は午前中だけで失礼した。