韓国の挑戦

水 旧暦 7月12日 赤口 壬戌 五黄土星 Hans Hampus V35 23213日目

韓国は最近になって何故急に日本に挑戦的な態度を取るようになったのだろうか。日韓が対立すると、そのことをどの国が憂慮し、あるいはどの国がひそかにほくそえむだろうか。韓流ブームなどで民間レベルではこの十年来、日韓関係が良くなってきているので、先日の大統領の竹島上陸という挑戦はまことに残念である。日本では昨年東日本大震災があり甚大な被害を出し、その上、福島が原子力事故を起こし、電力不足は常に逼迫しているのに国民の多くは危機に気づかずにただのんきに脱原発を唱えるばかりである。さらに産業も弱体化して、日本の最も代表的企業であるはずのパナソニックソニー、シャープなどの電機関連企業もその座を他の国々に明け渡している。いわば弱り目にたたり目のような状態になってきているから、日本をたたくのは今だとばかり、韓国は行動に出たのだろうか。どんなことがあっても日本は平和国家に徹しなければならないと思うが、同時にまた平和を守るための産業の基礎をしっかりと強化することは大事と思う。ある意味で、現代日本人の意志の脆弱さやあほな世論の頼りなさが韓国の挑戦を招く誘い水になっているのではないだろうか。