相撲は国技

月 旧暦 6月6日 大安 癸酉 九紫火星 Marta V31 22084日目

昨日で大相撲名古屋場所が終わった。夏場所に続いて今場所も面白かった。結局は白鵬の優勝に終わったのであるが、琴欧州も優勝戦線の最後までよく粘った。朝青龍がやや勢いが衰えたかと感じる。もしも千秋楽もう少し頑張ってくれていたら、白鵬琴欧州との優勝決定戦になることもありえた。日馬富士は先場所に続き頑張りが期待されたがいまひとつの結果に終わった。琴光喜は地元でもあるのでよく頑張った。

相撲はやはり国技である。土俵に円を書くだけの設備でリングも無い、道具も要らない、褌はいるがユニフォームは不要、実にシンプルなものである。柔道や空手は外国人も真似て外国でも教室があるが、相撲はあれだけシンプルであるのに外国で相撲教室など見たことが無い。大相撲が外国で興行することはあっても、外国が自分の国で相撲を始めることなど出来ないのではないだろうか。行司を真似ようとしても伝統の無いところに真似は出来ない。世界広しと言えども相撲をやりたければ日本に来るしかない。国技たるゆえんか。こうして外国から相撲取りが集まるから、日本の力士はよほど頑張らねばならぬ。また来場所に期待したい。