皆既日食まで1週間

水 旧暦 閏5月23日 先負 辛酉 七赤金星 下弦 Ragnhild, Ragnvald V29 22072日目

今日は下弦である。この月が毎日すこしずつ細って行って1週間後、ついに新月になった瞬間に、その月はちょうど太陽と地球を結ぶ直線をさえぎり、その影を日本に落とすことになる。地球の軌道も月の軌道も完全な円では無いから、地球から見た月の視直径と太陽の視直径は微妙に変化して、一般に日食といっても金環食になったり、皆既食になったりすることがあるのだろう。日食の続く時間など緻密な計算をする人はご苦労様です。シミュレーションソフトウエアもそろっているのであろうが、こういう計算を手でやってみようという気力は僕には無い。どこかの学校の授業にはあるのだろうか。来週の日食は九州南部海上では6分ほども皆既状態が続くそうである。6分も続けばあたりは暗くなり、不気味になるだろう。古代人は何か悪いことのおふれではないかとこの現象を恐れた。現代人はツアーを組んででもこれを見に行くそうである。僕はどうぞ悪いことが起きませんようにと祈るばかりである。この日食を待たずに僕はスウェーデンに帰ることになる。