秋分の日

火 旧暦8月24日 先勝 丙寅 四緑木星 秋分 Tekla Tea V39 21777日目

昨日はスウェーデン秋分の日、今日は日本の秋分の日である。同じ星に居て同じお日様を仰ぎながら、何故秋分の日が国によって違うのか、前にも書いたような気もするが、僕自身もこのような違いがあることに割と最近まで気づかなかった。地球はものすごい速さで太陽の周りを廻っている。東京横浜間を1秒で通過するくらいの速さである。そのほぼ円に近い軌道を15度進むごとに二十四節気があり、春分点夏至秋分点冬至はその二十四節気の中でも代表的な点である。地球がこの軌道上の秋分点を通過する瞬間が秋分で、今年は日本時間では9月23日午前1時頃、その時刻がスウェーデンではまだ9月22日午後6時であるというだけのこと。スウェーデンの方が一足先に秋分になるのではなく、秋分になった瞬間が、その国の標準時で何日であるかという違いだけである。日本では春分の日秋分の日は、お彼岸とも呼ばれて祝祭日になっている。昔は春季皇霊祭、秋季皇霊祭という呼び方がされた。スウェーデンでは残念ながら祝日ではない。スウェーデンでは夏至が大事な日であるので、夏至に最も近い週末が夏至祭として祝われる。日本では夏至は祝日で無い。地球は太陽の周りをほぼ円運動しているが、その軌道は円に近い楕円であるので、等速円運動ではない。ケプラーの第二法則とか言って、地球が太陽に近づく冬至のあたりではややスピードが速くなる。だから二十四節気は、時間的にきっちり等間隔に訪れるわけでは無い。