自動翻訳技術

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数日前のことであるが、グーグルの検索エンジンで、svelandski を検索してみた。すると自分の書いた日記が検索結果に現れた。そこまでは当然であろうと、さほど驚くことでもなかったのであるが、「これを訳する」とかいうクリック箇所があって、そこをクリックしてみると、たちどころに自分の書いた文章が英語になって現れた。それも結構いい線を行く英文であるので非常に驚いた。今日同じことをやってみたが、「訳する」というクリックキーは見当たらなかった。開発の状況によって、あのキーは日々見えたり見えなかったりするのかもしれない。それにしても、あれはすごい、と感嘆せざるを得ない。こういうことは今の世界では常識なのかもしれない、僕だけが知らなかっただけかもしれないが、そうであってもなお、僕はあの技術のすごさに改めて脱帽したい。実はほんの数年前、仕事で大量の日本語の文書を英訳する必要があって、翻訳ソフトウエアを使ってみたことがある。しかし、その時には、実用化までまだ先は長い、という印象を受けた。例えば、「ねえ、キミ、どうしてこの機械の説明書にエレファントが出てくるのかね。動物園じゃあるまいし。」と言った質問を受けた。僕も何のことだと思ってよく見ると、翻訳ソフトウエアは「現象」という言葉の「象」の部分をエレファントとやったものであるから、読者にはさっぱりわからない、ということが分かった。それで自動翻訳はきっと先の事であろうと思っていた。しかし、技術の進歩はすごい、と最近改めて思った。