アメリカの大統領選挙戦

2024-08-04 (日)(令和6年甲辰)<旧暦 7 月 1 日>(先勝 庚子 九紫火星)新月 Arne Arnold  第 31 週 第 27567 日

 

バイデン大統領は7月下旬、大統領選からの撤退を表明した。ご本人は残念でおありだったかもしれないが、ご英断であったと思ふ。では、民主党からの大統領候補はどうなるのかといふことで、当初いささか不安なムードもあったけれども、それからまだ2週間しか経ってないのに、ハリス副大統領の存在が急速に高まった感じがある。新聞などで見るハリス氏の写真は笑顔が多い。どうかすると、既に大統領に就任したのかと思はせるほど豪快な笑ひの写真もある。これほど未来志向で明るく、勇気を人々に与へる人も少ないのではないだらうか。一方のトランプ氏は、暗殺未遂事件を奇跡的に乗り越えた後、その勢ひは盛んであると聞く。でも、もしあの事件が起こらなければ、バイデン大統領の撤退表明はなかったかもしれない。そんなことを思ふと、果たしてあの事件は、神がトランプ氏に励ましを与へたものなのか、それとも民主党側に希望を与へたものなのか、俄かには判じ難い気がする。いづれにせよ、この先、アメリカ大統領選挙戦はどの様になるやら、そしてその結果は僕らの生活にどの様に影響してくることになるのやら、新聞に目をとおすたびに気がかりである。

北欧の夕空はいつも淡い色だ。赤い夕陽が懐かしい。