家計簿

2023-02-14 (火)(令和5年癸卯)<旧暦 1 月 24 日>(赤口 癸卯 四緑木星)下弦 Alla hjärtans dag Valentin 第 7 週 第 27034 日

 

昭和から平成にかけては、大家族時代から核家族時代へ移行したかなと思ふ。平成から令和にかけては核家族時代から個人の時代へ移行したかなと思ふ。個人の時代の到来が決定的になったのはスマホの登場であると思ふ。家族の時代には電話は家に1台あるものだったのが、個人の時代にはひとりが1台持つ様になった。個人の時代であっても共同生活はするから、家計簿は個人のものと云ふより家族のものだ。収入は個人のものだが支出は家族のものである。それで家計簿はひとつのファイルを共同でつけることになる。我が家の場合自分だけの秘密の予算枠がないので、つまりへそくりのない、ある意味では互いに監視された家計簿になる。デジタル社会はへそくりレス社会だ。それとも僕の知らないところにあるのかしら。家計簿でややこしいのは同居人は支出の費目ごとに記載することだ。スーパーで買物をしても主食費、副食費など数項目に分けて記載する。若い時から羽仁もと子案の家計簿費目に準じてやってゐるのでそれを尊重する。ただ、毎月のクレジット会社からの利用明細はまとめて来るので、それと家計簿とがあってゐるかどうかをチェックする時、分けられた費目を再度集計して比較せねばならない。集計が合はない時など手間がかかる。このため、僕は費目に分けない家計簿を別につけてゐる。そして二つの家計簿の支出の合計があってゐるかどうかを毎日チェックする。迂遠な様にみえてこれが一番手間がかからない方法である。キャッシュレス社会になってありがたいのは手元の現金残高の確認をほとんどしなくて済む様になったことだ。その観点からはキャッシュレス社会は良いと思ふ。

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