喪中はがきを受ける季節

2022-12-20 (火)(令和4年壬寅)<旧暦 11 月 27 日>(先勝 丁未 八白土星) Israel Moses 第 51 週 第 26978 日

 

喪中はがきを受ける季節になった。日本では親族の誰かが亡くなった時は新年の挨拶を失礼することになってゐる。これは亡き人の喪に服することが大事であると考へられてゐるからであると思ふ。そんな風習は、現代では次第に弱まっていく様な感じも受ける。喪に服しつつも、来るべき新年が希望の年であって欲しいと願ふ気持ちは大事だと思ふ。そんな時、気持ちを交換し合ふためにハガキのやり取りがあっても自然だと思ふ。喪中はがきを出す方はそのハガキに何か書くことができるが、受けた方は、その人に年賀状を出しては失礼になる感じになってしまふ。年賀状でなくて、普通のハガキにすれば済むのかもしれないが、なんとも形式的な気もする。スウェーデンでは誰か家族の方が亡くなった場合でもクリスマスカードのやりとりは普通にある。親しい人が亡くなって寂しい気持ちを慰めるためにカードを送ることはむしろ良いことと捉へられてゐる。こっちの方が人の感情として自然な気がする。

今日も曇り空だった