葉梨法務大臣の更迭

2022-11-11 (金)(令和4年壬寅)<旧暦 10 月 18 日>(先負 戊辰 二黒土星) Mårten 第 45 週 第 26939 日

 

昨日の話の続きであるが、一夜明けると、葉梨法務大臣は更迭されることになった。さもあらうと思ふ。あまり人を糾弾したくはないのだが、この場合は辞めてもらふ以外に方法はなかったと思ふ。ちょっとした言ひ間違ひとか不注意な発言であれば、これから気をつけてもらふといふことで済ませるかもしれないが、その様な次元の間違ひではなかったからである。おそらくご本人は今でも「私のどこがいけなかったのか」といふことに的確な判断を下すこともおできにならないのではないかと思ふ。そのような精神構造のままでこれから気をつけるといっても、同じことの繰り返しになるばかりである。長い時間をかけて、基礎の基礎から勉強をやり直していただくより他に方法はないと思ふ。それにしても、岸田首相は、これほどの重大な状況にあってなぜ、続投させる方針を出されたのか。一夜明けて、更迭が発表されたが、この一夜の間にどれだけ多くの国民の信頼を失ふことになったのか、よく考へていただきたい。周りの様子を見てから方針を覆すような因循なやり方はあまりに情けないと思ふ。

風が強かった。もみじ葉もほとんど落ち葉になった。イチョウの葉は何日か前に全て落ちてゐる。