NATO は解散できないのか

2022-02-19 (土)(令和4年壬寅)<旧暦 1 月 19 日>(先勝 癸卯 四緑木星)雨水 Gabriella Ella 第 7 週 第 26680 日

 

ウクライナの緊張が一段と高まってゐる。この緊張を緩和するためには NATO を解散するのが一番良いのではないかと思ふ。ウクライナNATO に加盟したいようなことを言ふが、解散してしまへば加盟も何もない。NATO北大西洋条約機構と訳されるが、れっきとした軍事同盟である。軍事同盟は時として危うさを伴ふ。結ばなくて良い軍事同盟を結んだために国を危うくしたためしを日本はよく知ってゐる。ウクライナでにらみ合ひが続く中で、ロシアに兵の撤退を求める前に NATO が自ら手を引いてはどうか。直ちにロシアはウクライナ侵攻に入るかもしれないが、それでも戦争が泥沼化するよりましなのではないか。口先で平和を唱へながら兵を撤退しないのでは、言葉に真実がこもらない。ちなみにスウェーデンEU には加盟してゐるけれども、NATO には入ってゐない。通貨もユーロを採用してゐない。EU から見ればスウェーデンは非協力的な国なのかもしれないが、それもひとつの行き方だと思ふ。忍耐なくして平和なし。日本は間違っても NATO に協力するようなそぶりを見せてはいけない。NATO武装解除を要請することこそ、世界に冠たる平和憲法をいただく日本の責務ではないか。

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昨夜のうちにまた雪が降った