回復に向かふ ー コロナワクチンの副反応か

2021-07-04 (日)(令和3年辛丑)<旧暦 5 月 25 日> (大安 癸丑 八白土星) Ulrika Ulla    第 26 週 第 26440 日

 

朝のうちはまだ不快であったが、午後になって少し快方に向かふ気配が感じられた。吐き気はまだ残るものの、再び嘔吐することはなかった。夕方には食欲が出てきた。それで安心した。やはりこれはコロナワクチンの副反応であったなと自分では思ふ。それにしてもあんなにわづかのワクチンを接種しただけで、身体はかくも反応するものかと驚く。副反応があるといふことはそれだけ抗体の生成にワクチンが働いてゐることの証拠かもしれない。さう思へば4日間の休息はその程度のことで済んで良かったと思ふ。ニュースをみれば熱海に土石流が発生して犠牲者が出た。そのような苦しみを抱へてしまった人たちのことを思へば家で暖かい布団に包まって休ませてもらへたのは誠に申し訳ないことと思ふ。日経電子版に黒川博行氏の「ワクチン接種とお勉強」といふエッセーがあった。「65歳以上の老人は抗体価があがりにくいため、ほとんど副反応がない」と黒川氏の主治医の話。「もしも黒川さんが接種で発熱したりしたら、よろこぶべきです。体が若いんやから」とも。僕は72歳にして副反応があったのだ。これは僕の身体が若いからだ、と喜んだが、思ひ直した。やはりこれは単に接種を受けた日は少し疲れてゐたからだけだと思ふ。

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教会の庭園に咲いたバラとラベンダー