午前と午後

2021-02-19 (金)(令和3年辛丑)<旧暦 1 月 8 日> (友引 戊戌

 八白土星) Gabriella Ella  第 7 週 第 26306 日

 

日本では昔から、太陽が南中する時間帯を「午の刻」と言った。ちょうど12時を正午と言ひ、それまでの時間は正午より前なので午前、後の時間は正午の後なので午後といふ。分かりやすい。英語では in the morning とか in the afternoon とかいふが、時刻に続いて AM, PM と記される。AM は Ante meridiem の略で Before noon の意味、PM は Post meridiem の略で After noon の意味。AM, PM は万国共通だと思ふ。ここまでは食事とは関係ない様に思はれる。これがスウェーデン語になると、午前は förmiddag 午後は eftermiddag となる。ここで middag は英語で言へば  dinner といふこと。その日の dinner の前が午前で、後が午後といふことになる。dinner といふと夕食を思ひがちだが、その日の一番大きな食事も意味するらしい。スウェーデンでは昔からお昼の食事が一日のうちで一番大きかったのかもしれない。今もそんな感じを受けることがある。実は僕は HAPA 英会話といふネット上の英語講座から毎日無料で送られて来るメールマガジンを毎日の様に見る。それも少し丁寧に見て、英語の言ひ回しなどを勉強する。本気になって毎日繰り返しやればとてもためになる。毎日ここまで無料で勉強させてもらふのが申し訳ないと思ふ。が、老齢の僕にはこれ以上の勉強は無理なのだ。今日のスキットの中に、dinner は夕食ばかりではなく、その日の一番大きな食事を意味することもあるといふ風な会話が出て来た。ああ、スウェーデン語がまさにさうであるなと納得した。それでちょっとそのことを書いた。

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もやがかかった様な天気であったが、気温はプラスに転じて雪が随分とけた。