安売り商品を選ぶ時

2020-09-29 (火)(令和2年庚子)<旧暦 8 月 13 日> (友引 乙亥 一白水星) Mikael Mikaela   第 40 週 第 26163 日

 

日常生活に必要なもののほとんどを近くのスーパーマーケットで買ふ。そのスーパーからは頻繁に「今週はこれが安いですよ」とメールが来る。この様な細かい情報をフォローして選び取って買物をすれば、支出をそれなりに節約することができる。しかし、その案内に従ったつもりで買物をしても、その選んだ商品は安売りの対象外であったりすることが多い。いつもは、ああ、商品の選択を間違へたのか、と思ってそのまま買ひ取るのだが、「今週はこれが安いですよ」と聞かされなければその日はそれを買はずにすんだ筈である。それで騙されて買はされた様な妙な感じが残ってしまふ。先週は洗口液が安いといふことであったので、同居人が忘れたものを買ひに行くといふので、ついでにそれを買って来てくれと頼んだ。「どれでもお一人様2本まで」と書かれてあったので、2本頼んだ。すると、同居人は間違って値段の高い方の洗口液を買って来た。「どれでも」と書いてあっても、「この会社のこのシリーズのどれでも」みたいな意味なのである。いつもなら、そのまま買ひ取っておくのだが、迷った末に僕はレシートを持ってスーパーまで行き、その2本を返して、安売り対象の2本を買って来た。それで差額 61 kr が返って来た。700円ほどにはなる。この様なトリッキーな安売りはやめてもらへないものかと思ふ。間違へたときの清算のためにレジ係と消費者と両方に手間がかかってしまふ。消費者は、商品を棚に並べる従業員と同じほどの商品知識を持たなければ正しく安売り商品を選ぶことができない。むしろネット上で商品を選ぶべきなのかもしれないが。

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曇りの一日であったが、夕暮れ時に少し日がさした。