掃除の流儀 3

2020-06-01 (月)(令和2年庚子)<旧暦閏 4 月 10 日> (先勝 乙亥 三碧木星) Gun Gunnel Annandag pingst 第 23 週 第 26043 日

 

まだ仕事をしてゐた頃も割と掃除をする方であった。出張で日本へ行って、ひと月単位ほどでアパートを借りたことも度々あった。ホテルより安いかなと思ったからである。そんな時も掃除は自分でこまめにやった。都心部で部屋を借りた時のことだったが、窓のベランダから外に向かってパタパタと何かをはたいたことがあった。塵は見えないが空中に拡散した筈である。下を見ると、ビルの谷間に小さな祠があった。何日目かにふと、インスピレーションで、その祠の祭神から強い注意を受けた様な感じがあった。それでそれからははたくのをやめた。そんなことがあってから、家でも掃除の時に家の中の塵を外ではらふことをできるだけやめる様にした。綺麗にした床の上でマットにブラシをかけて塵を床に落とし、その塵をモップでまた拭き取る様にしてゐる。モップの雑巾に付着した塵も水洗ひの前にブラシで落として集めてゴミ箱へ捨てる。一般に家の内は綺麗で外は汚れてゐるものと考へるのは間違ってゐるかもしれない。

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6月になってシャクナゲが咲き始めた。