今日はストックホルム

2020-03-08 (日)(令和2年庚子)<旧暦 2 月 14 日> (先負 庚戌 八白土星) Siv Internationella kvinnodagen  第 10 週 第 25958 日

 

今日は Stockholm に出かけた。同居人と孫が娘の家で留守番する間に、娘と僕とはちょっと町で用事をした。昨今はコロナウイルスが話題を攫ひ、どの国でもその成り行きが大きな関心の的になってゐる。スウェーデンでも例外ではないのだが、しかし、人々は日本の様な騒ぎ方をしてゐない様に、雰囲気としては見受けられる。ガラス越しに見える食堂の席にも普通に人が入ってゐるし、お店もさほど閑散ともしてゐない。マスクをかけた人は全然見かけない。僕も無論しない。それでも世界的な動きの影響で株価は随分下がってゐる様である。ちょっと極論かもしれないのだけれども、70年前に日本が戦争した時の人々の反応と、今回のコロナウイルスの反応とには、どこか共通点がある様に思はれてならない。政府だけでなく、新聞やマスメディアも人々の心配を煽り立てることはないのだろうか。政府は、心配しすぎると不要に不安を煽ると批判されるし、心配しなくて良いよと言へば対策がなってないと批判される。政府も大変だと思ふ。けれども、どちらの方向にも政府に決断を煽り立てるのはやはり国民ではないだろうか。

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Södermalm 方面を望む