フィーカ

2019-12-06 (金)(令和元年己亥)<旧暦 11 月 10 日> 友引 丁丑 五黄土星) Nikolaus Niklas Finlands självständighetsdag  第 49 週 第 25865 日

 

家に人をお呼びして一緒にフィーカすることは割と楽しいことだが、なかなかその機会がない。と、ここでフィーカといふ言葉を使ってしまったが、「誰かと一緒にお茶を飲んで談笑する」といふ状態をひと言で表す日本語の動詞がないのは不便だ。「お茶する」でも良いのかもしれないがどこか良くない感じがある。「お茶にする」なら良いが一語の動詞ではない。スウェーデン語のフィーカが日本でも使はれることがあると聞くが、それは日本語にこの辺の不便さがあるので、便利な言葉として輸入されやすかったからではないかと思ふ。ところで、フィーカのお誘ひ、つまり、相手に電話してその予定を決めたりするのはいつも同居人の仕事だ。お茶やケーキの用意をするのも同居人の仕事だ。僕のやることはせいぜい掃除くらいのものか。今日は Stig と Irene に来ていただいて、お茶を飲みながらおしゃべりした。ケーキはスーパーで買ってあった冷凍のものを少し早い時間から出しておいてそれをみんなで分けて食べた。人を招く時、家でケーキやブッレを焼く人もあるが、僕にはとても真似ができない。

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我が家の小さな食卓でフィーカ。