ノーベル賞の1週間

2019-10-10 (木)(令和元年己亥)<旧暦 9 月 12 日>(友引 庚辰 八白土星) Harry Harriet 第 41 週 第 25809 日

 

月曜日が生理学・医学賞、火曜日が物理学賞、水曜日が化学賞、木曜日が文学賞といふ風に今週はノーベル賞の受賞者発表が続いてゐる。今年も化学賞で日本人が受賞した。吉野彰氏、旭化成の名誉フェローで、リチウムイオン電池の開発に貢献したことが受賞理由である。おめでたいことと思ふ。僕がスウェーデンに来たその年に利根川博士が生理学医学賞を受賞したが、それから30年余りの間に実にたくさんの日本人がノーベル賞を受賞した。これだけたくさんの受賞者を輩出することは、日本の力だと思ふ。昨日はトルコがシリア北東部を支配するクルド人勢力に武力行使を始めたといふニュースも見たが、日本は世界の中で、その様な動きに惑はされずに、学問や文化の面でしっかりと重きをなしていってほしい。その意味でもノーベル賞受賞のニュースは明るい。これからも日本に頑張って欲しいと思ふ。

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何日か前にも同じ場所の写真を載せたが、秋の色が少し深まったか