ふたつのピアノ五重奏曲

2019-10-07 (月)(令和元年己亥)<旧暦 9 月 9 日>(大安 丁丑 二黒土星) Birgitta Britta Internationella barndagen 第 41 週 第 25806 日

 

今日の月曜日は Norrköping室内楽がある月曜日であったので、夕方、同居人と自動車で出かけた。クラシック音楽でもロマン派のシューマンブラームスピアノ五重奏曲であった。今年はクララ・シューマンの生誕200年と言ふこともあって、それを記念するイベントの一環でもあった。それで、この2曲の他に、リーダークライス作品39 から、6曲が冒頭に演奏された。その後で、シューマンピアノ五重奏曲、休憩を挟んでブラームスピアノ五重奏曲と豪華なのがふたつ続いた。ピアノは Mats Jansson、弦楽は Stenhammar 弦楽四重奏団であった。演奏はそれはもう素晴らしいものであった。19世紀の美といふものをそのまま21世紀に持って来て味はふ感じがした。東京やその他の日本の都会では、近代的なコンサートホールで大小様々なコンサートが繰り広げられる様であるが、シューマンブラームスピアノ五重奏曲を続けていっぺんに演奏するプログラムにはちょっとお目にかからないのではないかといふ気がする。いつもこの様にまことに意欲的なプログラムを用意してくださる Mats Jansson 氏は非常に忙しい方で、裏で聞いた話では昨日も Copenhagen で演奏があって、今朝、電車で戻って来て、すぐにこのコンサートであるとのこと。超人的な頑張りに深い敬意をはらひながら演奏を聞いた。

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コンサートの会場の近くの滝。この正面の建物はまた別のコンサートホール。