単数と複数

2019-09-08 (日)(令和元年己亥)<旧暦 8 月 10 日>(大安 戊申 四緑木星)白露 Alma Hulda 第 36週 第 25777 日

 

英語の単数と複数をどの様に使ひ分けるのか、今でも分からない時がある。テーブルの上にリンゴがひとつある時、There is an apple on the table. と言へば良い。二つ以上のリンゴがある時は、There are apples on the table. で良いのだと思ふ。では「リンゴがない」と言ふ時は、そのリンゴは単数で言ふべきか、複数で言ふべきか分からない。There is no apple on the table. でも良い様な気もするが、There are no apples on the table. の方が良いのだろうか。そんなことは悩む方がをかしいのかな。「このジュースにはリンゴが入ってゐるね」と言ひたい時は、リンゴは単数で言ふのだろうか、複数で言ふのだろうか。抽象名詞の場合はどうか。「望みはまだあるよ」といふ時の「望み」は単数だろうか、複数だろうか。”There is still hope.” ”There is still a hope.” ”There are still hopes.” はみな文としては正しくて意味に少しの違ひがあるのだろうか。「男なんて所詮みなそんなものさ」といふ時は ”Boys will be boys.” と複数で言ふのだとこれは昔学校で習った。他の場合も習ったのに忘れてゐるだけかもしれない、「油がなければ機械は動かない」と言ふ時は「機械」は複数で言ふべきかもしれない。あらゆる本の冒頭にある「目次」は Contents と複数で言ふのは納得できる。Content は Contents と複数で言ふ場合が多いが、次の様な場合は単数になると字引に出てゐた。”Your tone of voice is as important as the content of what you have to say.” 「システム」も単数にするか複数にするか分かりにくい言葉だ。よく日本の会社名で「〇〇システム」とあって、英語名は ”〇〇 System” と表記されてゐるのを見かけることがあるが、外国の会社は ”〇〇 Systems” と複数になってゐる場合が多い様である。単数と複数。中学1年の英語の最初に習ふことなのに、僕は今でもその使ひ分けに自信がない。

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今日も外出せず。部屋から庭の千草を見て。