ドライバー支援 AI

2019-05-08 (水)(令和元年己亥)<旧暦 4 月 4 日>(先勝 乙巳 九紫火星) Åke 第 19週 第 25654 日

 

今年は交通事故が多いのかなと、日本の新聞を見て思ふ。それも単に車同士がぶつかるだけではなくて、歩道に乗り上げたり、歩行者を何人も巻き込んで大惨事になる事故が多い様である。何とも痛ましい。高齢者による事故である場合も多いが、一般に運転未熟による事故である感じがする。バスの運転手でさへも危ない場合がある。その様な事故を起こす人は、普段から危ない運転をしてゐるのではないか。自動運転技術が普及すれば事故は少なくなるかもしれないが、まだ何年か先のことだし、技術のハードルは高いし、その間にも交通事故は絶えないのではないか。自動運転までは行かなくても、ドライバーの運転の仕方を観察する AI があって、ドライブが終はった時にそっとドライバーだけに分かるやり方で、「君はこれくらい危ない運転をしてますよ」と採点してくれる機械があっても良いのではないかと思ふ。音声ではいちいちうるさいので、危険なことをするたびに評価が減点される表示でも良い。危険が迫る直前に赤のフラッシュで知らせるのも良いと思ふ。毎日の運転の中で、特に危険なパターンはどこかなども教へてくれれば、日々の運転のやり方や注意すべきポイントを知る能力も次第に向上するのではないか。隣に乗った人から注意されると不愉快でも、機械に悪いところを指摘されると案外誰でも素直に受け入れるのではないかとも思ふ。今の自動車には既に自動ブレーキなどもついて、安全に配慮してあるのかもしれないが、安全を機械に任せる発想ではなく、機械に助言してもらふシステムが案外良いのではないかと思ふ。

 

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あの雲の下は雨かもしれない