町の白地図

火 旧暦 3 月 23 日 先勝 庚子 四緑木星 下弦 Åke V19 25291 日目

老齢化による脳の衰へを防ぐために、色々なトレーニングが用意されてゐる様である。けれども、どれをとっても、スマホやゲーム機やコンピューターを使ふものばかりである。その様な文明の利器を駆使しなければトレーニングは出来ないものだらうか。同居人は、電磁波を出す機械が苦手である。どのトレーニング法にも興味を示さない。世の中にその様な人の数は意外と多いかもしれない。それで、紙と鉛筆だけを使ったトレーニングを考案しようではないかと同居人と話し合った。いくつかの方法が提案できるのだが、今日はそのうちの、町の白地図について書く。日本の場合には、通りに名前がついてないが、多くの国々では、通りに名前がついてゐて、住所は通りの名前で表記される。それで、町の白地図を自分で用意して、それぞれの通りの名前を言ひ当てる練習をするのである。同居人は今でも時々仕事をするが、あちこち回ることが多いので、通りの名前と町の地図とが頭の中ではっきり対応してゐれば、実際の役にも立つ。これは紙と鉛筆だけのトレーニング法として良いのではないかと思ふ。