憧れの瀬戸内

2018-12-30 (日)(平成 30 年戊戌)<旧暦 11 月 24 日>(仏滅 丙申 六白金星)Abel Set  第52週 第 25526 日

 

「(エイジングニッポン)去りゆくひと、死んでゆく島 老いる国はどこに向かうのか」といふ今日の朝日新聞記事を読んだ。気候温暖の瀬戸内海の黒島は、かつては6世帯30人ほどが住んでゐたが、今や無人島になるといふ記事であった。もったいない気がする。自分では何もできないから何も言へないが、そんな人里離れた島でゆっくり過ごしたいと思ふ若い人は居ないのだらうか。日常生活の必需品は将来はドローンなどを使って輸送できるかもしれない。通信網さへ整へばビジネスだって展開できるかもしれない。自然エネルギーで電気をおこしてはどうか。何と言っても気候温暖の瀬戸内に浮かぶ島。死んでゆく島にしてしまふのはあまりにも勿体無いと思ふ。島の生活の厳しさを知らないからそんな甘いことを言ふとは思ふのだが。

 

f:id:sveski:20181231050625j:plain

空に浮かぶあの雲の水滴は太初から幾度空と海とを行き来しただらうか