非常時のラジオ放送

日 旧暦 3月11日 先勝 己巳 九紫火星 Elias Elis V15 24529 日目

九州では今日も断続的に揺れが来て、避難してゐる人達は不安で落ち着かないと思ふ。ラジオ放送も地震があるたびに番組を中断して地震情報に切り替はる。けれども、そんなに四六時中、被災地状況の放送だけを続ける訳にもいかないのだろう。状況が好転したから被災地情報の放送をやめるのではなく、状況がいつまでたっても変はらないために、そろそろ通常の番組に戻すことになるのだと思ふ。今朝未明のラジオ深夜便では、一応通常放送に戻ってゐた。被災した人たちもラジオ放送を聞いてゐると思ふが、ラジオから流れる歌声もあるひはお見舞ひの効果があるか知れない。この辺、どんな番組でも通常に戻せば良いと言ふものではないが、テレビ番組だとふざけた様なくだらない番組が多いので、通常放送に戻すのに抵抗があるのではないか。ラジオ番組はその点、切り替へやすいのではないかと思った。ラジオはテレビより生き延びると思ふ。