日 旧暦 3月21日 大安 辛酉 一白水星 穀雨 Amalia Amelie V16 Påskdagen 23811日目
今日は復活祭。キリスト者にとっては大事な日であるが、日本ではややもするとそのことに気づかずに過ぎてしまふ。それだけ日本ではキリスト教が深く浸透してゐない証拠とも言へる。冠婚葬祭のうち、婚をキリスト式で挙げる人は多いが、葬を行ふ人は少ない。宗教には土着的な要素がある。お墓の問題と絡んで、葬式をどの宗教で行ふかは一般民衆にとってかなり重要な課題である。重要であるが、それは当然のこととして疑問視することも無いのが土着的な宗教の強みである。外国からどんなにありがたい福音を述べ伝へられてもその地に根付いた生活習慣に逆らふことには抵抗がある。日本にキリスト教が根付かないのは布教するものの力不足では無いと思ふ。スウェーデンへ行けば、キリスト教は僕らが思ふより土着的な要素が強いのである。
