修行に向けて

火 旧暦 1月19日 先勝 庚申 三碧木星 Frida Fritiof V8 23750日目

午前中は家で過ごす、家で昼食を食べた後プールに行ってその後図書館に寄り夕方帰宅する、と言ふ日課が続いてゐる。長続きするかどうかまだ分からないが、割とこの日課は気に入ってゐる。帰宅した時に、同居人が家で待ってゐる日と、仕事に出て家に居ない日とある。家に居る日は一緒に食事をする。居ない日には食卓に用意されてゐる食事をひとりで暖めて食べる。その時は自分で食器を洗って食卓を片付ける。日課は単調なことの繰り返しのやうに見えるが決して退屈ではない。むしろ楽しい。会社生活をしてゐた頃は、暇があれば寝てばかりゐた。起きて何か活動する気力が毫も起きなかった。定年後、僕の人生寝ることしかないのではないかと当時かなり心配した。57年前の日記を写した時自分で驚いたが、何しろあの頃の僕は一日の半分は寝て過ごしたのだ。親の手もかからなかったことであらう。定年後もああなるんじゃないかと心配した。だが、この頃はそれなりに生活にメリハリがつくやうになってありがたい。許されるのであれば、もう一歩進めて修行レベルに引き上げることができればなお良い、と思ってゐる。