ハロウィーンの銃事件

火 旧暦 9月9日 大安 丁巳 四緑木星 霜降 Severin Sören V43 23268日目

20年前にアメリカに留学していた少年が誤って射殺された事件がある。それを受けてルイジアナ州で銃規制強化を訴える集会があったと昨日の新聞で見たばかりであるが、今日はまた仮装していた8歳の女の子が動物と間違えられて撃たれたという。何とも残酷というか野蛮というか、アメリカの銃社会は何とかならないものかと思う。スウェーデンにも銃の発砲事件がないわけではないが、アメリカよりは安心であると思う。グローバル化というのは結局アメリカナイズされることかもしれない。スウェーデン社会も僕が初めてやってきた頃から比べれば随分変わった。そもそも僕はハロウィーンという行事があまり好きでない。アメリカの銃事件もハロウィーンに関わっている。スウェーデンにはこの時期に Alla helgons dag という行事が昔からあって、それはちょうど日本のお盆のように先祖が帰ってくるのを迎えるしっとりとした行事であるのだが、落ち着いたその行事の代わりにアメリカ風にハロウィーンとして楽しむ若い人たちも増えてきたように思う。人それぞれだからそのことには何も口をはさむことはないのだが、なんとなく無制限にアメリカナイズされたくはない。銃の規制は全世界のレベルで強化して欲しいと思う。