重陽の節句

2020-10-25 (日)(令和2年庚子)<旧暦 9 月 9 日> (大安 辛丑 二黒土星) Inga Ingalill Sommartid slutar   第 43 週 第 26189 日

 

五節句といふのがある。元日は別格であるので、1月1日は五節句に入れないが、1月7日を人日(じんじつ)としてゐる。以下は3月3日が上巳(じょうし)で桃の節句。5月5日が端午(たんご)。7月7日が七夕(しちせき)、9月9日が重陽(ちょうよう)。今日は旧暦でその重陽である。日本ではあまり重陽節句のお祝ひをしないが、中国のカレンダーを見ると、今日は「重陽節」として祝日。日曜日と重なったからか、明日は「重陽節翌日」としてやはり休日の様である。重陽節句は菊の節句とも呼ばれる。たけふ菊人形は今年は10月9日から11月8日までとネットで見たが、今年は人の入りが少ないかもしれない。日本では、江戸時代には五節句中で最も公的な性格の強い節句であったと、「暦のページ」で見た。なぜ廃れたのだろう。変な服装で集まるハロウィーンなどより、重陽節句を重んじて欲しいと僕は個人的に思ふ。

今日はまた、スウェーデンでは冬時間に切り替はった日でもあった。夏時間から冬時間に切り替はるのは午前3時である。3時になると、それを午前2時として冬時間に入る。この日だけは午前2時が2回あることになる。デジタル時代には座標軸である時間が変はるのはどうにも不便に感じる。

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今日は Stockholm へ行った