霜降

水 旧暦 9月10日 赤口 戊午 三碧木星 Evert Eilert FN-dagen V43 23269日目

昨日は二十四節気のうち、霜降であった。もともと二十四節気の名称は日本の気候にあわせて決められているのではないかと思う。いや、北海道から沖縄までの広い範囲を思えば、そう単純には言えないか。だが、スウェーデンに来て四季の移り変わりが身近に感じられる暮らしをしていると、二十四節気というものが、まるでスウェーデンの気候のために用意されているのではないかと思われる気分になる。ちょっと不思議だ。今日などは霜が降りて、曇っていたものだから昼休みに自転車でプールへ行く時も寒かった。朝晩は手袋が必需品になってきた。昨日の残業なしの帰り道は実に美しい秋の夕暮れであった。北欧特有の淡い空の色に金色の光が混ざって、えも言われぬ空の美しさに僕はしばし立ち止まってしまった。幸せをかみしめるひとときであった。