日本のこれから

月 旧暦8月8日 先負 癸亥 四緑木星 上弦 Adela Heidi V36 22853日目

新しい内閣は発足したけれど、これからの日本はどうなるのかなと思う。こんな時代に政治を執る人は大変だろうと思う。だが、きっと大変であればあるほどファイトがわく人たちなのであろうから心配には及ばない。円高がいつまでも続いているようで、これは僕には全く予想できなかったことである。これだけ円高が続いて先も見えないとなると、モノづくりの国、日本の多くの企業は、その生産拠点を外国へシフトするだろう。地震津波原発事故、円高、と続いたあげくに、出ていけ、、、。若い人は良いが年寄りはどうするだろう。皆が出ていけば、国内では電力の需要も減るだろう。すると産業もさらに振るわず、仕事に就けない人が増えて、日本経済は負のスパイラルを描いていくかもしれない。昔から日本は繰り返し円高に見舞われてきたが、今回の円高は昔とは違うと思う。意図的な戦略があったわけでもないが、知らず知らずのうちに、円は世界の基軸通貨とみなされて来ている。ヨーロッパでは10年ばかり前、基軸通貨たることへの戦略から、ユーロが誕生した。その頃の円はまだローカル通貨にしか過ぎなかったのではないか。ドルが弱くなったことで、相対的にそのような流れになったと思う。こうなってしまうと、もうもとには戻らなくて、ドルと共に円はある日突然破局を迎える、、、なんてことにならなければ良いが。