北欧の夏

日 旧暦5月4日 友引 辛卯 四緑木星 Bo Sönd. före pingst, Danmarks grundlagsdag, Världsmiljödagen V22 22762日目

世界環境デーにして、デンマーク憲法記念日世界環境デーは1972年にストックホルムで開催された「国連環境会議」を記念して設けられている。インドでは今日、森林の保護を訴える市民行進があったとニュースで見た。デンマーク憲法記念日については良く知らないが、なぜかスウェーデンの手帳や暦にも載っている。スウェーデンも南へ行くとデンマークとの行き来も多いようで、そういうことから必要情報として載っているのかもしれない。ふたつの国の仲が良いのか悪いのか、僕にはよく分からないが、ライバル意識はあるようで、例えば、ストックホルム市庁舎の塔の高さはコペンハーゲン市庁舎よりも1m高くしたとか、観光案内で聞いた覚えがある。近隣といえば日本と韓国も隣同士であるが、どれだけ仲が良いのか悪いのか、こちらも僕にはよく分からない。ただその関係は僕らが子供であった時代の感じ方と今とでは随分違ってきている。一言でいえば良くなって来ていると思う。ヨーロッパ人が近隣国同士の関係の歴史について、日本と韓国の関係をスウェーデンデンマークの関係から一般的に類推すると間違えるような気もする。明日はスウェーデンでは Nationaldagen で休日である。この後、Pingstdagen、学校の卒業シーズンと続いて夏至祭に向かい、北欧の夏の輝く季節となる。特に今年は惇君が高校を卒業する年である。ついこないだ乳母車の中にいたように思うあの子が大男になって高校を卒業する。おめでとう。行事の多い夏である。「まだ宵ながら明けぬるを」という歌の思い起こされるこの時期に何故、僕は日本に来て仕事をせねばならないのだ、と愚痴をこぼすことはやはり罰当たりである。健康で仕事をさせてもらえることに感謝。