ノーベル賞の日

木 旧暦 10月24日 先負 己丑 八白土星 Malin Malena V50 22220日目

ノーベル賞の日である。物理学賞、化学賞、生理学医学賞、文学賞、経済学賞はスウェーデンの首都ストックホルムで授賞式が行われるが、今年最も話題を呼んだ平和賞の授賞式はノルウェーの首都オスロで行われている。オバマ大統領は就任したばかりで受賞することとなった。ノルウェー人は話題の人を自国に呼んでみたいばかりに受賞を決定したのではないかと勘ぐってみたくもなる。アメリカからすべての核兵器を無くしたとでも言うのなら、むろん平和賞に値するが、掛け声をかけてみただけで受賞を決めるのは早すぎるのではないかと思う。せめて広島、長崎の平和記念式典に参加してからでも良かったのではないか。これは何も話題の人を自国に呼んでみたいばかりに言っているのではない。ノーベル賞も次第にお祭りと言うかショー化して、どことなく浮わついて来ているのが良くない。ノーベル賞の賞金も、世界的な金融危機の影響で財団の運用資産が減少し、将来は減額されることもあるらしい。賞金が減るのは一向に構わないが、それに歩調を合わせるように審査のレベルが緩むのであれば良くない。