ONIGIRI

2024-02-19 (月)(令和6年甲辰)<旧暦 1 月 10 日>(仏滅 癸丑 五黄土星)雨水 Gabriella Ella    第 8 週 第 27404 日

 

日本経済新聞夕刊に、「ONIGIRI 海を渡る」と出てゐた。コンビニなどで定番の「おにぎり」が世界各地で人気が高まってゐるといふ。素晴らしいことである。スウェーデンにはお寿司屋さんはたくさんあるが、おにぎり屋さんは見たことがない。それでも営業を始めればきっとヒットするだらうと思ふ。親戚などが集まるときに、僕はおにぎりと卵焼きを作って持って行ったことがある。その時は皆さんに割と好評だった。僕はおにぎりに「ふりかけ」や「ゆかり」をまぶすのはあまり好きではない。おにぎりのごはんはどこまでも白いままであって欲しい。塩で味付けされたおにぎりは本当に美味しいものだ。梅干しが中央に露出したおにぎりを見かけることもある。あれも良くない。梅干しはご飯の内側にそっと包まれて、食べてみて初めてそれとわかるのが良い。ここで困るのは我が孫だ。どうにも梅干しは苦手らしい。わざわざ外して別に置いてしまふので、僕はおにぎりを作る時、梅干しありのものとなしのものを2種類用意して、外にまく海苔に刻みのあるなしでそのどちらであるかが分かるようにしてゐる。海苔も大抵の人は受け入れてくれるのだが、昔、職場に海苔が嫌ひな人がゐた。食べたのはあられであったが、あられに巻かれてある海苔を見て、「日本人はどうしてこんな黒いものを外側に巻くのか全くそのココロがわからん」と言ってゐた人があった。でも、大抵の人は海苔の貴重さをわかってくれる。そのうちに日本でも海苔が取れなくなるのではないかと密かに心配してゐる。

今日は写真を撮るのを忘れたので、昨日の写真から