おにぎり

2018-09-08 (土)(平成 30 年戊戌)<旧暦 7 月 29 日>(大安 癸卯 九紫火星)白露 Alma Hulda 第36週 第 25414 日

 

単に「にぎり」と言へば「にぎりずし」を指すが、頭に丁寧語の「お」をつけて「おにぎり」と言へば、「にぎりめし」を指す。日本語は分かりにくいかもしれない。「おむすび」とも言ふ。僕は料理を全くしないのであるが、この「おにぎり」だけは自分で握ることがある。それを人は料理とは言はないけれども。炊き上がった飯に塩を振る。塩よりふりかけの方が栄養があるのかもしれないが、僕は塩以外のものを振るのは嫌ひである。小さな口でも食べられる様に小さな俵状のおにぎりを作る。三角おにぎりよりも容器に入れやすいからである。2合炊くと 15 個のおにぎりになる。中心部に梅肉を少しだけ入れる。勿体無いのでひとつの梅干しを包丁でいくつかに切って種を取り、とった種はその場で口に頬張って自分へのご褒美とする。かうしてまな板に小さな梅肉を並べておく。おかかや昆布を入れることはしない。にぎり上がったおにぎりに海苔を巻く。これも勿体無いので全面に巻くのではなく、幾分白い部分を残して 8 切りの海苔1枚だけをおにぎりひとつに使ふ。これだけで出来上がりであるが、同じ飯でもおにぎりにするとどうしてかうもうまいのかなと思ふ。

 

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Stockholm, Kungsholmen の北西岸から対岸の Solna 方面を望む